エロゲをやってみて思ったこと
あるセミナーに参加するために秋葉原まで出向いた。
しかし、時間になっても会場には誰もおらず、どうやら間違えてしまったようなので主催者に確認メールを打って秋葉原を散策することにした。
ふらふらと歩いていると、なぜか無性にエロゲがやりたくなってきた。
今まで、しっかりとしたパッケージのエロゲなんて買ったことすらなかったのに、本当に突然そのような衝動にかられた。
そんな勢いに任せて、ソフマップへ。
エロゲコーナーで、『リトルバスターズ』(中古500円)、『恋姫無双』(中古1980円)を購入。
さっそく、家に帰ってプレイ。
その結果。
飽きる。。。リトバスは、まあ物語になんとなく入り込める気がするけど、恋姫無双のほうは、とてつもなく退屈。。
なぜ、退屈なのかを考えてみると、そもそもエロゲというコンテンツ自体、自分には向いてないんじゃないかと思った。
つまり、どういうことかと言うと、エロゲというものは、基本的に音声付きの紙芝居である。
紙芝居とは、それを物量的に発展させると絵本だったりラノベだったりになる。
ぼくは、小学生の頃から小説というものが苦手だった。
中学受験の時も、説明文の得点は高いのに、どうしても物語文が好きになれず点数を伸ばすことが出来なかった。
大学生になってからも、頑張っていろいろな小説に手を出してみたが、どうもしっくりこない。
江戸川乱歩や筒井康隆などの短編集みたいなものは、気軽に読めるので好きだが、何百ーページもあるような物語には途中で飽きてしまうのだ。
読んでいる最中に、どうしても無駄な時間を過ごしている感覚に襲われ、集中することが出来ない。
仮に読み終わったとしても、読了後は罪悪感にも似た感覚になるのである。
冷静に考えてみれば、そんな自分がエロゲをプレイするなど無謀すぎた。
実際に本格的にプレイするまで、エロゲがあんなにどーーでもいいような日常シーンに膨大なテキストを読ませるようなものだとは知らなかった。(とりあえずリトバスは評判がいいし、まだ飽きていないので頑張って少しずつやってみる)
とまあ、自分には合わず、趣味には出来そうにない、ということが体験することでわかって良かった。
今回の教訓は、実際にやってみるまでわからんよねってこと。