まだ人間やってるの?

管理人かるが脱社畜するための色々なハックを考えたり試したりするブログです。

受信する能力と発信する能力

発信するという行為について思うことがあったので一言。

 

社会人として働き始めて、「社会人は発信することが好きなひとにとっては面白いんだろうな」と感じることがよくある。

 

今まで自分は、アニメや本の情報を受信することについては、多少自信を持っていたと思う。

 

〜のアニメについて詳しい。〜の社会学者が言っていたことについて知っている。等の知識というか雑学という面では同世代より多くのことを知っていた。

 

しかし、自分からその知っている情報を発信するという行為については、苦手だったし、それをやろうとも思わなかった。

 

だが、社会人に求められるのは自分がいかに他人にとって価値を出すことが出来るのかという発信力である。

 

この点について僕のレベルは、とてつもなく低いので、何でも提出物は遅いし、やる気も起きなかった。

 

ブログやその他の活動を通じて発信する機会が増えたことによって、その苦手意識のようなものが少しずつ氷解していっている気がする。

 

やはり、受信する力と発信する力はそれぞれ別々に育てていなければいけないということだろうか。

発信することのたいせつさ

最近、このブログを含めて自分というものを発信する機会が増えた。

 

これまでの人生で自分自身について語ったり、発信したりした経験は、mixiくらいしかなかったが、本格的に自分からやってみようという気になってやってみたのは最近になってからである。

 

発信することの醍醐味は、その発信した内容に対する反応だったり、フィードバックにあるだろう。

 

もちろん、備忘録としての目的や気持ちを吐き出す行為自体に喜びを覚える人もいると思う。

 

昔は、後者の立場だったが、最近は前者としての楽しみ方をしている。つまり、誰かの反応が返ってくるととても嬉しい。

 

これまでは、自分なんかに人に楽しんでもらえるようなコンテンツを作り出すなんて無理だと思っていたが、現にいま自分の書いたものを誰かの人生の時間を割いて読んでもらっている事実に驚きと感動を感じる。

 

発信するという意味では、仕事上のつまらない文書や提出物もフィードバックを楽しみに作るというマインドセットもアリなのかもなと(ちょっと)感じた。

 

今後成長していく自分に楽しみだ。

 

 

【書評】『常識にとらわれない100の講義』【第2回目】

 

常識にとらわれない100の講義

常識にとらわれない100の講義

 

 

アキバヨドバシ有隣堂でたまたま気になる購入した一冊。

 

すべてがFになる」や「スカイクロラ」などで有名な森博嗣の日々感じていることをまとめたエッセイ集。

 

見開き2ページにカッチリとそれぞれの人生や単なる愚痴にも思えるトピックについてまとめている。

 

本書で伝えたいことは、要するに「考えるよりさきにやってみろ」ということ。

 

もう一つは、「感情ではなく、理性的に動け」の2点だと思う。

 

僕の中では、森博嗣という作家は20代後半というイメージを昔から持っていたのだが、実際は既に作家自体を引退しているおじさんだった。

 

さらに、スカイクロラのイメージから爽やかで若い文体なのかと思いながら読み進めていくと、どうにもおっさんくさいというか説教くさい感じがするのである。でも、言ってることは結構共感したりなるほどと思うことも多いのだが。

 

そういう細かいところは気になるが、自分のモチベーションを高めておくためには、1冊くらい本棚に置いておいても良いかなという一冊だった。

定時退社で気付いた4つのこと

今日は奇跡的に定時で退社することが出来た。

 

定時で退社すると様々なことが見えてくる。

 

①精神的にとても安定する。

 

定時で退社すると、色々なことを考える余裕が出てくるので、精神的にとても安定する。ここからは会社と切り離した時間だと意識することで、自分の人生を主体的に考えるようになるし、自分は飽くまで会社と契約を交わしている存在に過ぎないと認識することが出来る。これがもし、深夜11時まで残業していたら、自分の人生=会社という意識にならざるを得なくなり、こんな自分の人生は嫌だ!!と考えてしまうだろう。

 

②スーツをハンガーにかけるようになる。

 

なんだそれと言われてしまいそうだが、個人的には大きな変化である。普段、遅く家に帰るとスーツを脱ぐだけでも面倒なのにハンガーにきっちりと服を掛けるという行為は果てしなく面倒な行為である。しかし、定時に帰ることで既に精神的な余裕は出来ているので、ハンガーにスーツを掛けることなど造作もないことなのだ。今日は、無意識にハンガーに掛けていた自分自身に驚いてしまった。普段、どれだけ自分に余裕がないのだろうか。

 

③一人で作業が出来る。

 

これは、コミュ症の自分にとってとても大きなポイントである。普段、オフィスのガヤガヤした雰囲気や他人の視線がある場所では、本来の10%以下の力も出せていないと感じる。しかし、自分の部屋にこもって静かな環境で体力もまだ残っている状態でする作業は格段に効率がアップする。

 

④早飯早寝が出来る。

 

やはり深夜に食べる食事とちゃんと夜ご飯の時間にとる食事とでは、何かが違う。食事をする時間が早くなれば、必然的に眠る時間も早めにとることが出来る。そして、次の日死にそうな顔をしないで済むのである。

 

以上、定時退社するメリットを思いつくままにとりあえず4つ書いてみたが、これを見るだけでも相当人間として健全な生活が出来ると感じる。

 

明日も定時退社することが出来るようにしたい。

匿名性の安心さ

今日は、ある事情で一日中顔を布で隠しているという状況で過ごした。

 

結果、何というか気持ち的にとても落ち着いたのである。

 

普段は、誰かの目を気にしたり、自分のことをどう思っているか自意識過剰に考えてしまう傾向があり、誰かと話した後は以上に疲れてしまうのだが今日は何故かとてもリラックスして過ごすことが出来た気がする。

 

自分と同じ感情を持っている人がいないかネットで調べてみると、やはりいた。むしろ、自分が想像していた以上に同類が多いようだ。近年「伊達マスク」が流行しているという。つまり、風邪でも病気でもないのに、マスクをして外出する人々のことである。

 

彼らのマスクをする理由として、

・なんとなく落ち着くから

・自分のコンプレックスを隠せるから

・すっぴんが隠せるから

・コミュ症による不安を軽減出来るから

 

などがあるようだ。うん、すごくよくわかる。

 

僕自身、人と話すことは好きだが、面と向かって話したり職場で正面に誰かがいると全く集中出来ないし必要以上に疲れてしまう。いっそのこと、四方をカーテンで区切るくらいでないとダメなのだ。

 

そんな性格の人間が増えてきているということだろうか。何にしてもこの流れは自分にとってはありがたい。マスクをし続けても怪しまれずに外引きこもりが出来るからだ。

 

外で引きこもり気分を味わうというのはなかなか良いものだと、今日改めて知ることが出来たので、明日からマスク着用をしてどのくらい精神的に落ち着くのか実験してみたいと思う。

ブログを続けることの意味

ブログを始めるようになって、色々なブロガーの人のブログを見るようになった。

 

ブログの執筆自体である程度の収入を得ているプロブロガーのイケダハヤト氏や面白ブログを会社単位で運営しているオモコロのような大手だけでなく、玩具をひたすら紹介しまくっている完全に趣味に特化したブログ、恋愛ハウツーやちょっとした専門用語の解説をしているブログなどジャンルを問わず面白そうなものと巡り合ったときは読むようにしている。

 

いくつかのブログを見ていくうちに大手ブログと個人ブログのある違いが気になるようになった。

 

それは、大手ブログは、必ず今日更新している。ということである。

 

大手と個人レベルのブログの違いは、もちろんコンテンツの面白さやお金がかかっているかなどの特徴はある。しかし、最もわかりやすいのが更新をコンスタントに続けられているかである。

 

面白い記事だと思っても、たいていの個人ブログは最終更新日が5年前だったり、ものすごい勢いの良いことを言っているものでも1年前で止まっていたりする。

 

文章の内容がとても面白くても、更新が止まってしまっていてはそのブログをブックマークにするのは少し気がひけることがある。とても残念な気持ちにもなる。

 

もし、どんなに内容の無い話でも、一度気に入ったブログで毎日更新があるとわかっていれば毎日見に行ってみたいと思うものである。

 

もし、ネットである程度の認知度を獲得したいと思うならば、継続する努力は欠かせない。

 

このブログも出来る限り、継続していきたいと思う。

 

 

Seven Pockets

社会人になってから知った言葉の一つにSeven Pckets=セブンポケッツという概念がある。

セブンポケットというのはアメリカが発祥で
収入元を複数所持することで安定化を図るというものです
人生では死ぬまでに7回大きなミスをするそうです
なら安定して収入が得られるものを7つ持っていれば安心
というのがセブンポケットの概念ですね

※出典:ななつのぽっけ

 

この考え方は、一般的な会社に勤める人間にとって非常に精神衛生上良い思考だと思う。

 

既に様々な本や媒体で書かれていることだが、収入源が一カ所からしか発生していないというのは、非常にリスクの高い状態と言える。何故ならば、自分の身体もしくは精神的な問題が発生し労働を行えなくなった場合、唯一の収入源が断たれてしまうからだ。まさに、身体は資本という言葉通りである。

 

とは言え、単発派遣などのアルバイトを本業の他に6つも抱えるというのは現実的ではない。ただでさえ日々の残業で疲労しているのに、さらに肉体を酷使すれば短期的になら問題にならなくても長期的に考えた場合、絶対に身体に良い影響を及ぼさないのは明らかである。

 

ななつのぽっけブログにも書かれているが、Seven Pocketsの6つは権利収入が望ましい。例えば、アフィリエイトネットワークビジネスなどである。要するに、コストやリスクを負わずにどの時間でも関係なく仕事が出来る環境が最適ということだ。

 

僕自身もそれを目指している。おそらく、同じことを考えている人はたくさんいて実現させるには多くの時間が掛かると思っているが、ネットビジネスの特徴として長期的なコミットは絶対に必要なことであることは言われていることなので、そのあたりは覚悟している。

 

以前、ブックオフの100円コーナーで見つけてなかなかの良書だったので、おすすめを載せておく。ちなみに『脱社畜の働き方』でも紹介されていた。

 

ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である

ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である